9月11日に開催された

「ぴーす zoom交流会」~加配の悩み、専門職と一緒に考える時間~

のメモです。アーカイブも後から出ますので、詳しくはそちらで確認してください。


1、精神年齢が幼く癇癪のある子どもへの対応


基本姿勢


危険がなければ、すぐに声をかけず「見守る」ことで落ち着くのをまつ

問題行動=かまってほしいサイン。すぐに声掛けをするのは逆効果になることもある
→行動すればかまってもらえる


癇癪時の対応


暴言などは「伝わらない」ことを知らせ、代替表現を教えていく
ただし、落ち着いた後に声をかける(癇癪中は火に油)
「落ち着いたら先生と話そうね」と予告的に伝えることで、落ち着いたら話してもらえると学ぶ


気持ちの切り替え支援


安心できるスペース(例:ボールプールテント)を用意
気持ちの整理をするのに有効(クールダウ)
「好きなタイミングで出ておいで」と待つ姿勢を大切に


活動参加への工夫


活動に参加したがらないとき、活動を選ばせることで主体性を引き出す(例:かけっこ or ボール入れ)



2、他害行動のある子どもへの対応


安全確保と対応の優先順位


他児を守るため、保育者が身体で間に入って守る
声かけは加害児ではなく、被害児を優先
加害児への過剰反応は避け、暴力を受けても痛がらず、全然何事も無いようにふるまう、毅然とした態度で接する


行動の背景理解と修正


他害も「かまってほしい」気持ちの表れ
被害児を優先することで「その行動ではかまってもらえない」と学ばせる
継続的な対応で行動修正を図る

身体的アプローチ(ADHD傾向への配慮)


背中の緊張緩和にマッサージやストレッチ(例:スパイダーウォーク)
活動前に取り入れると効果的


保護者との関係構築


対立ではなく「一緒に対応する仲間」として関わる
保護者の困りごとを引き出す姿勢が大切
家庭環境の変化や愛着形成の不足も視野に入れる
スキンシップやふれあい遊びで「大事にされている」体験を積ませる



共通の視点


加配児童に即効性のある「特効薬」はない
子どもが安心できる環境を整え、次のステージ(学校など)につなげる長期的視点が必要