私のメモ術!
なんて偉そうに言っていますが、ようは
- 頭
- 目
- 手
を使って覚えるということです。
そして繰り返し思い出す。
簡単です。
ただ、やみくもにメモをとっても私は覚えられなかったんですよね。
若いころから。
だけど、一日も早く覚えないと、毎日がとにかく辛かった!
そこから抜け出すために生まれた方法です。
仕事を早く覚えるための私のメモ術
先にメモ術をお伝えしますね。
- 最低限のメモにする
- 家に帰って完成させる
- 次の仕事前に目を通す
これだけ
ここでいちばん大事なのが
2.家に帰って完成させる
です。
最低限のメモにする
たとえば、子どもの名前を覚えるとします。
(名簿は個人情報なので持ち帰ることはできません)
おはなし ゆり
前がみ なな
ドクター けんた
・・・・・
業務内容ならこんな感じ。
11:15 バケツ
水どう わき4 青下 白上 アレ2
小 き机
ふきん たな うえ
ピュ 水道した キャ1
クラスうしろ奥に
・・・・・
時間があればできるだけ追加情報を付け加えて、家に持って帰ります。
家に帰って完成させる
家に帰って記憶を呼び起こし、情報を書き足します。
こあらぐみ
- 〇〇ゆりこちゃん お話が上手 おままごとが好き
- 山田ななかちゃん 短い前髪が似合う ずっとバッグをもっていた おとなしい
- 吉田けんたくん ドクターイエローのシャツ着てた ソフトブロックで銃を作るのが好き
怒られてた - ・・・・・
11:15になったら給食用のバケツと雑巾をセットをする
- バケツのある場所…手洗い場 横のたな
- 青いバケツ2個…床拭き用
- 白いバケツ2個…机用
- アレルギー用2個…小さいバケツ、水色…床 黄色…机
- 水の量はバケツ内側の線まで
- ピューラックス…水道の下の物入
- キャプ1杯分(アレルギー用はキャップ半分)
- 雑巾…棚の上段(アレルギー用はかごの中)
- バケツはクラスの後ろ窓際に置く
・・・・・
思い出しながら、映像をイメージしてできるだけ書き足します。
忘れてたら、次の時に確認すればいい。
次の仕事前に目を通す
次の出勤前にさっと目をとします。
名前と違って、業務内容なら持ち歩いてもOK。
間違って覚えていたら、その都度訂正すればいい。
あらたに発見したことや、人によってやり方が違うなんてこともあるから、そのたびに同じ方法で覚えていきましょう!
なんかすごく当たり前のことを言ってるけど、けっこうメモしない人がいるのも事実。
教わるという気持ちじゃなくて、学びとるって気持ち。
忘れないでね。
子どもの名前のメモについてい
個人情報なので、これらのメモはぜったい持ち歩かない。落としたら大変!
カバンに入れて自転車のかごに入れていた人がひったくりにあったケースもあったから、とにかく持ち歩かないこと。
ボールペンについて
メモ帳はポケットにあってもいいかもしれない。
でも、ペンをポケットに入れてはいけない保育園もあります。
落としたり抱っこしたときに子どもの手に渡ったら危ないからです。
その場合、子どもの手が届かない場所にペンを置く場所がありますから、最初に必ず確認しましょう。
仕事中にメモが取れない
はじめての職場にいったら、当然仕事を覚えるためにメモを持っていきますね。
「教わったことはどんどんメモしていこう。」
「そして、次回からそのメモをみて仕事をしよう。」
「そのうちメモを見なくても仕事ができるようになるわ!」
そんなにあまくないのです…。
だって、まず仕事をちゃんと教えてくれるのか。
教えてもらえるのがあたりまえ。なんて思ってはダメです。
教える方だって、そのための時間が確保されてないことがほとんどだから。
保育士って忙しいんですよ、一日中。
それでもちゃんと指導してくれる保育園もあります。
だけど、もしも何も教えてくれない保育園だったら?
だから、自分で学びとる。
観察して必要なことはメモしていく。
でもきちんと書く時間なんてありません。だから
- 可能な限り短い単語で残していく
- あとで時間が取れたときにすぐに書く
もし、どうしても今書きたかったら、
「ちょっとメモしてもいいですか?」
と聞いてみる。
たいていOKだけど、
「そんなヒマないでしょ!」なんて怒る人がいたら
(「お、要注意人物発見!」)
と頭の中でメモメモ…。
こんな感じで意識をすることで、たとえ全部を記録に残せなくても記憶の中には残っていきます。
ただ覚えたことは、はじから消えていくものです。
短時間でいいので、繰り返し思い出すよう意識しましょう。
覚えようとする姿勢が大事
実際、わたしが働き始めてから、なかなか仕事が覚えられない人がいました。
覚えてること以外は何もしないでぼーっとしてる。
教えるんだけど、メモする姿を見たことない。
それで
「なんか掃除婦みた~い。」
とこぼしていて…。
こんなとき、胸がつぶれそうな気持ちになります。
あんなに大量の試験範囲を勉強して、覚えて、20%の合格率を突破した人だもの。
出来ないことないと思うのです。
年齢とともに記憶力も落ちていきます。
でも、繰り返したら覚えていくから!
ダイジョウブ、ダイジョウブ!
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