2024.6.19配信

こんにちは、のる子です!

今日はちょっとシリアスなテーマについてお話しします。

職場でひどい扱いを受けたとき、公的機関に相談する場面が、もしかしたらあなたにも一度はやってくるかもしれません。
そんなとき、どんなことに注意すればいいのか、一緒に考えてみましょう。

相談する人は意外と多い

保育園でどうしても納得のいかないこと、法的に問題がありそうなことが起きた時。場合によっては総合労働相談センターや自治体の担当課に相談することがあるかもしれません。

めったにないことのようですが、相談した経験のある人は、実はけっこう身近に多くいました。

このとき、担当者にちゃんと話を聞いてもらえる人とあんまり聞いてもらえない人、逆に叱られてしまう人もいました。

よくよく話を聞いてみると、伝えた内容が

  • 具体的な事実メインなのか
  • 感情面の話がメインなのか

この違いに差がありました。

事実をメインに話す

もちろん、担当者の当たりはずれはあります。

しかし、

「話を聞いてもらえなかった。」

「こちらが悪いかのように言われた。」

という人は、本人の話から想像するに自分の感情をメインに伝えていたように見えました。

公的機関に相談をするとき、とっても大事なのが

「感情をメインに話さないこと」

です。

必ず事実メインに整理して話すことが重要です。

例えば

  • 「こんなひどいことをされて嫌だった!」
  • 「園長がこう言った、ああ言った!」
  • 「わざと教えてくれなかった!」

などと感情的に訴えるのではなく

  • 「○月○日に○○があり、その際に○○という対応をされた」

こんなふうに具体的な事実を淡々と伝えてください。

相談の目的を明確にする

事実を話したら、次は

  • 「私はこうしたい」
  • 「法的に問題がないかどうか知りたい」

と、相談の目的を話します。

日頃から山ほどの訴えを受けている担当者にとって、感情的な話はただの愚痴や悪口でしかないんですね。

いつまでも感情をメインに話しをしていると、

「結局あなたはどうしたいんですか?」

と聞かれてしまう。

  • 退職をしたい
  • 指導をして欲しい
  • 自分に違法性があるのかどうか知りたい

など、自分が相談をして

  • どうしたいのか
  • 何を知りたいのか

そこのところを前もって確認しておいてください。

労働相談コーナーや自治体に電話するときは、おそらく

  1. 保育園のやり方に違法性は無いのか
  2. 自分の対応に違法性はないか
  3. 起きている問題に対して
  4. 自分はどう対応したらいいのか

この辺の話が中心になります。

まずは電話口の担当者に聞く耳を持ってもらうために

  1. 事実を具体的に整理して伝える:具体的な日時、場所、実際の出来事など
  2. 自分はどうしたいのか相談の目的をはっきりさせる
  3. 感情は話さない:自分の感情や予測ではなく、起こった事実を中心に話す。

私が相談した時の体験

私も一度、退職希望を受け入れてもらえず「損害賠償金を払ってもらう」と言われ、ビックリして相談したことがあります。

労働基準監督署の電話相談担当者と話をしていて

  1. 何月何日に私がどう伝えたのか
  2. その時、何と言われたのか
  3. 今どういう状況なのか
  4. 契約内容はどうなっているか

など、事実のみを聞かれました。

そして、「私はどうしたいのか」を聞かれ、そのために私がとるべき対応を教えていただきました

最終的には損害賠償請求もなく、有給もちゃんと消化して無事、退職することができました。

本当は、こんなこと世の中のルールとして間違ってる!と思ってたけど

「もしかしたら例外があるのか?」

「私が言っていることが間違っているのか?」

こんなふうに不安になってしまったんですね。

こんな経験、みんなにはしてほしくありませんが、もし、万が一とんでもない保育園に当たってしまったら、そして公的機関に相談する機会がやってきたら

  • 事実を整理して伝える
  • 相談の目的を明確にする
  • 感情を絡めずに伝える

このことをぜひ思い出してくださいね。

それでは、また(^^