2024.6.26配信
こんにちは、のる子です!
保育園には「観察チェックカード」という大事な書類があります。
これは、担任だけでなく時短パートやフリー保育士も記入する大事な記録です。
クラス担任になると様々な記録や計画案の書類を書くけど、パートが書くのは連絡帳くらいじゃない?
と思っている人もいるようですが…
観察チェックカードってなに?
その日、そのクラスの子どもたちがどんな様子だったのかを記録する書類です。
どのクラスにも用意されていて、主な項目はこんな感じです:
- 氏名
- 登園時間
- 降園時間
- 視診
- 午睡チェック
- 備考
保育園によって呼び方や内容は少しずつ違うけれど、基本的にはその日、その子どもがどう過ごしたかが細かく書かれています。
例えば
- 何時何分に来たか
- どんな状態で登園してきたか
- 保育中の様子(午睡時間)
- 何時に誰から誰に引き継いだか
- 降園時間
- 保護者に伝えるべきこと
などなど、たくさんの情報が記録されます。
誰が書くの?
このカード、担任の先生だけが書くわけじゃないんです。
朝の延長保育の担当者や、午睡チェックをする時間帯の職員、降園時間が遅いときの延長保育士など、みんなに記入する可能性があります。
登園時にすでに傷があったとか、降園時に保護者に伝えることがあるかなど、細かいことまで書かれます。
園によっては備考欄に
- 未提出の書類の件
- 忘れ物の貸し出し
- 午睡中の咳
などを記入するところもありました。
誰がどの時間帯にチェックの責任者かがわかるように、引き継ぎの時間やその時の子どもの人数も記録されます。
私が保育園に就職や転職したとき、最初にこのカードについて教えてくれた保育園は一つもありませんでした。
それくらい、保育園では当たり前の存在なんですね。(担任なら教えてもらえたのかも…)
でも、職員がよく見ていて、ちょくちょく記入しているので、見ていれば「あれだな」と分かると思います。
たいていはバインダーにはさんで棚の上とかに置いてあります。
では、入りたてのあなたはどうすればいいのか?
初日から無理に聞かなくても大丈夫。
いずれあなたが記入する必要が出てきますから、その時に質問すればOKです。この書類があるんだってことだけ知っておけば大丈夫です。
保育園の観察チェックカードは、子どもの一日の様子を記録する大事な書類です。保育園で働き始めると必ず使うので、存在だけでも覚えておいてくださいね。
必要になったら、しっかり質問して使い方を覚えていけば大丈夫です!
それでは、またね(^^