今回は試験を受けて保育士になったDさんのインタビューをご紹介します。
Dさんのプロフィール
- 年齢:30代
- 性別:女性
- 勤務先:公立保育所
- 働き方:パートタイム、フリー
- 勤務期間:約3年
- 前職:事務(独身時代)
---
保育士になろうと思ったきっかけ
「保育士が足りない」と聞いたことがきっかけです。
もともと子どもに関わる仕事に興味があり、子育てにも役立つのではないかと思いました。
---
今の職場を見つけた方法
市の公式ホームページ内にある保育士求人ページを利用しました。
公立の保育所が希望だったためです。
---
今の職場に決めた理由
- 週3日で勤務できること
- 車通勤が可能だったこと
(駐車場は近くに借りて自費で支払っています)
---
働き始めて困ったこと
- わざとふざけて部屋に入らず逃げ回る以上児さんへの対応が難しく、現在も悩んでいます。
- 発達障害のある子どもへの対応が難しく、どう対応すれば良いか悩むことが多いです。聞けば教えてもらえることもありますが、時間的な余裕があまりありません。
- 未経験ながらも資格があるため、仕事を教えてくれない人がいることがあり、そのような人は怒鳴ってくることもあります。
---
働いて嬉しかったこと
- 保護者から「子どもが先生のことを好きだと言っている」と言われたこと
- 普段はなかなか寝ない子どもが、私がそばにいるとおとなしく寝てくれること
- 先輩から「先生が入ってくれると安心できる」と言われたこと
---
気を付けたこと
- 最初に派閥があることが分かったので、どの派閥にも入らないようにしました。
- ひたすら自分の仕事を覚えることに専念しました。
- 雑用は好きなので、率先してやるようにしています。
- やり方が変わることがあるので、勝手に判断せず、確認するようにしています。聞きやすい人を選んで確認しています。
- 会議に出ないので、連絡ノートやホワイトボードなどに書いてあることを見落とさないようにしています。
---
これから保育士として働く仲間にひとこと
たぶん嫌な人、いじわるな人はいると思います。
特に最初の頃は心が折れそうになるかもしれません。
そういう人たちは子どもに対しても厳しいです。
でも、私が笑顔でいると子どもたちはキラキラの笑顔で寄ってきてくれます。
それがとても可愛いし、元気の元になります。
ただ、あまり子ども受けがいいと、つらく当たってくる先生もいるので気を付けた方がいいです。
嫌なことは多いですが、楽しいこともたくさんあります。
今では声をかけてくれる先生も増えたので、もう少し頑張れそうです。
---
Dさんは毎年、辞めようかどうか迷うそうです。それでも、年度末になると「もう少し頑張れそうだ」と思うようです。
話せる相手がいるのは心強いですね。
---
これからも少しずつインタビュー記事を紹介していきたいと思います。
お楽しみに(^^
(2024.6.25)
『はじめての保育士準備講座』を無料配布中!
国家試験組保育士のための保育士準備講座です。
保育現場で働くときに必要な知識や心構えを20のステップで学びます。あなたの挑戦にご活用ください。