2024.6.12 配信
あなたは最近、気分が落ち込むことはありませんか?
私が保育園で働き始めたころは「落ち込む」どころのレベルではなく、
かなり沈み込んでいました。
そんな時は
「視線を上に向けてみる」
たったこれだけで、かなり気分が変わります。
視線を上げると肯定的になる
出勤中や帰り道で、ふと上を見上げるだけで気分が上向きになります。即効性があります。
ちょっとだけど、ちゃんとわかる。
視線の向きが心の動きに与える影響を研究した多くの学者が、
- 上を向くと肯定的感情になる
- 下を向くと悲観的感情になる
とういう傾向があるという結果を示しています。
視線の効果を利用した広告
以前、実際に渋谷駅で「視線が上がる広告」が掲載されていましたね。
覚えていますか?
これは就活で落ち込みがちな学生たちに向けて広告の位置を高く設置し、見上げる動作を促して気分転換してもらうことを狙ったのだそうです。
心理学の知見を活用した試みです。
落ち込んでいる学生の視線を上げさせることで、ポジティブな気持ちにしようというのですね。
「目線を上げる」ことが肝心です。
どのくらい目線を上げるの?
軽い鬱状態の人なら視線を目の高さより少し上げて(5度くらい)ゆっくり深く呼吸をしながら歩くだけで、改善するという医師もいます。
気分転換には、視線を上げる以外にも
- 笑顔を作る
- 姿勢を正す
- 大きな声で挨拶する
- 人のためになることをする
- 大股で歩く
この動作をするだけで幸福度が上がると言われています。
誰でも手軽にできますね!
ちょっとの動作で人生が明るい方へ
あなたも時々、嫌なことで頭がいっぱいになることはありませんか?
そんな時こそ、ちょっと視線を上げて、空を見上げてみましょう。
気持ちが少しは前向きになりますよ。
周りの人に振り回されず、自分の内面から幸せを見出そうとする意識が大切です。
そのための第一歩が、この視線を上げる!
ネガティブな気分にとらわれそうになったら、少し上を向いて。そして大きく深呼吸するだけ。
ポジティブな気持ちを保つことは簡単じゃないけど、このちょっとの動作で確実に人生が前向きに変わっていくはずです。
ぜひ試してみてください。