2024.8.25配信

こんにちは、のる子です!

今日は、ちょっとシビアな話題かもしれませんが、「尊敬できない園長」についてお話しします。

尊敬できない園長

実際に、そういう園長はいるんです。
多くはないけど、私も経験がありますし、周囲でもよく聞きます。

たとえば

  • 保育を分かってるのか疑問
  • 言うことがコロコロ変わる
  • クレームが入ると逃げる
  • 仲のいい人で周りを固める
  • 平気で法律を破る
  • 人として理解できない言動をとる

数え上げればキリがないです。
園長の発言に怒り狂ったり、毎日泣いている保育士を見ることもあります。

私も、「この人は…」と怒り、呆れたことが何度もありました。でも、今ではそういう人たちに対して 哀れみの気持ちしかないんです。
トラウマ級の出来事もあったので、簡単に怒りや恨みが消えたわけじゃないんですけどね。

よく考えると、結局みんな被害者なのかな、と思えるんです。

尊敬出来ない園長の背景

本来、組織の長は施設の責任者で、マネジメントをしなくちゃいけない。 保育士として優秀でも、良い園長になれるわけじゃないです。

逆に、保育士としても優秀でない人が園長になっていることもあります。(この場合、マネジメントできる人なら問題ないと思います)

これは人材がいないから。

家族経営の保育園だと、最短ルートで園長になったり、長く勤める人が少ない園では、限られた人が園長になることもあります。

園長の役割は、私が思うに、保育園で働く人たちが働きやすいようにして、より良い成果を出せるようにすること。

具体的には、

  •  保育園の目指す保育を分かるように示す
  • そのための計画を立てる
  • みんなが協力してチームで動けるようにする
  • 困ったことがあったら解決する
  • 上手くいったことを評価する
  • もっと良くなるようにする

…すごく大変な仕事です。

でも、実際にマネジメント力のある人の下で働いたことのない人だと、多分分からないですよね。

ある保育園では、退職希望を出したパートに「園長として残らないか」と持ち掛け、そのまま園長になったケースもありました(実話です)。

こういう人たちは、組織の長としての本来の仕事が何なのか、誰にも教えてもらってないし、まともな園長の仕事を見たこともないんです。だから、保育園はうまく回らないし、離職者は減らないし、従業員から陰で馬鹿にされて…

ホントに可哀そうです。

もしあなたが、組織が機能している職場で働いた経験があったら、きっとビックリしちゃうでしょうね。
 許せない気持ちが先に立つとは思いますが彼らは、自分が何をすべきか知らないし、誰からもちゃんと教えてもらってない。

 気の毒な人たちなんです。​

自分を大切にするために

 この問題は、いち従業員である私たちになんとかできるものではありません。

  • どうしても許せない
  • これ以上我慢できない

というときは、現場を離れるしかないのかもしれません。
ストレスを積み重ねて、身心を壊してしまっては元も子もないです。

「改善して!」と言って出来る話じゃないですからね。

そのかわり、少しでもその不憫さが理解できたら、今までより優しい目で見てあげられるかも。 スルーするところはスルーできたら、少しはストレスが軽くなるかも。​

園長に対して失礼なことを言いましたが、要するにどうにもならないということです。汗

 園長をどうするか、ではなく、「自分の心をどう守るか」

あなたも、もしそんな状況に直面していたら、どうか自分を大切にすることを優先してくださいね。

それでは、またね(^^