子育てが一段落して、新しいことにチャレンジする方も多いこの年代。保育士の世界へ飛び込む喜びと戸惑い、そして可能性についてシェアします♪
現場での立ち位置 ~新人だけど年上~
保育園で右も左もわからない新人なのに、まわりより年上…ってことありますよね。中には園長より年上なんてケースも。
これ、結構難しい状況を生み出すんです。
若い先生たちが何かを教えたり注意したりしづらいみんなが過度に気を使ってしまう。私がもし20代の頃、親と同じくらいの年齢の新人が来ていたら、きっと緊張しちゃったと思います!
私たちの「クセ」に気づこう
長年生きてくると、どうしても「自分流」が身についているもの。これが保育現場ではちょっとした壁になります。
子ども対応は自分のやり方で、雑務も今までのやり方で進めちゃう。
自分流が過ぎると、「何もできないのに自分のやり方ばかり通そうとする」なんて陰で言われちゃうこともあるんです。
悪気はないんですよね~。気のいい人がほとんどなんだけど、現場のルールを覚えることも大切なんです。
それから、年を重ねると「注意されてもへこまない強さ」が身についてますよね(笑)。
これ、めちゃくちゃいいことなんですけど、若い先生からすると「アドバイス、伝わってるかな…」と感じることもあるみたい。
しっかり聞いている、という態度を示すことも必要です。
大切な心構え
どんなに若い先生でも、保育士としては先輩!
この気持ちを忘れずに、敬語で謙虚に接することが大事です。
子育て経験、すごく役立つんですけどね~。でも自分のやり方ではなく、現場のやり方を早めに知って、そこでのやり方を優先するのが正解ですね。
保育と子育ては似ているようで違うもの、ですから。
50代60代保育士の魅力
広い視野で物事を見られる、保護者対応が落ち着いている…。これって大きな強みですよね!
子育てや人生経験から培われた「大人の余裕」は、保育現場でとても貴重です。若い先生が焦ってしまうような場面でも、「まあ、こういうこともあるさ」と受け止められる懐の深さ。
これって年齢を重ねた私たちならではの特技かも♪
でも自分からアピールするのはNG。まずは先輩たちを立てて、謙虚に学ぶ姿勢でいましょう。
静かに見守っているだけでも、半年くらいすると、少しずつ相談されるようになりますよ!
これからのキャリアパス
正社員→主任→園長…というキャリアアップは現実的には難しいかも。
でも別の形の活躍があると思うんです。
先生たちがスムーズに活動できるようなサポート役として、人生経験を活かせるポジションはたくさんあります!
保育園では子どもと直接関わる以外に、縁の下の力持ち的な役割もとっても大切なんですよ。「子どもに寄り添う」ことも大事だけど、頑張っている現場の「先生たちに寄り添える」ことも素敵な役割だと思いませんか?
体力との付き合い方
これはちょっと繊細な話題ですが、体力面はシビアに考える必要があります。
70歳で現役の方も多いけれど(すごいですよね!)、中には「子どもが目の前でトラブルになっていても見てるだけ」という場面もあって…。
自分の体力や反射神経はどうかな?と時々チェックしてみることも大切です。
私より10歳年上で、私より体力のある元気な先生もいましたから、単に年齢だけでは測れないのも事実です。
未経験からのスタートは、最初はできそうなペースで始めて、「もう少し増やせそう」「やっぱり週3日がいいかも」など、自分に合った働き方を見つけると、長く続けやすくなりますよ。